FOLFOX #2 抗がん剤投与２クール目
2回目の抗がん剤投与は2019年12月18日でした。
1回目で私の感じた副作用はかなり強めだったので、
今回は一体何が起こるのか、不安でしたが、
数日後に家から離れている次女がクリスマス休暇で帰ってくるので、
それを楽しみに前に進もう！と頑張って行ってきました。
私のがん治療の先生たちは、
- 腫瘍科のカラフル先生
- 直腸結腸外科のスージー先生
- 放射線腫瘍科の目がまんまる先生
- 消化器科のナイスガイ先生
ありがたいことに、とてもいい先生方で、
どの先生にも全く不満はありません。（全部私の中のニックネームです）
自分で調べて探した先生ではないのですが、
全員レビューを見ると星5点中4.9が付いていました。
なので100%信頼して治療して頂いています。
抗がん剤はカラフル先生の担当なので、
カラフル先生が持っているクリニックのいずれかで治療を受けることができます。
かかっているのは大学病院なのですが、
メインキャンパスの他に、別のロケーションのクリニック、
他の病院との提携のクリニックなどを回っている先生がほとんどなようで、
私の先生も、いくつかクリニックを持っています。
放射線と同時にやっていた抗がん剤の時は、
１週間おきにポンプに薬を付け替えに
家から１時間ほどのクリニックに通っていましたが、
（理由は近所に大きなモールがあって魅力的だったのと、
当時次女の送り迎えの近くだった）
そのクリニックはいつもとても混んでいたので、
今回は自宅から30分ほどの田舎の方にあるクリニックに変えました。
なので、行き帰りは時間が短くてとても楽です。
それにあまり混んでいないので、
予約時間に行けばほぼ待つことなく中に入って検査→診察
もしくは抗がん剤の点滴をすぐに始めてもらえます。
日本で治療をしている人たちに聞くと、
大きな病院で、かなり待ち時間が長いことが多いそうで、
抗がん剤中の体力や免疫が落ちているときに、
待ち時間なく空いているクリニックで治療してもらえるのは
とてもありがたいのかもしれません。
現在クリニックには２週間おきに2回行きます。
1日目（火曜日）は血液検査と先生の診察。
血液検査の結果がでているその翌日（水曜日）に、
抗がん剤の点滴のために３時間。
以前のクリニックでは血液検査の結果がその場ですぐにわかったので、
そのまま点滴を同日にやってもらえたのですが、
いつもとても混雑していたので２回行く手間になっても
今のクリニックを選びました。
点滴をするInfusion Roomという広い空間に、
リクライニングの椅子がいくつか置いてあり、
そこで点滴をしてもらいます。
個室の病院もあるみたいですが、私のところは個室ではありません。
カラフル先生のもう一つのクリニックは混んでいるのですが、
現在全部個室にする工事をしています。
完了する頃には私の治療は終わっているはずなので、
お世話になることはない予定。再発転移はないのが一番ですが、
万が一起こった場合には、
「新しい個室でできる！」
というのを楽しみにすればいいかな。と前向きに考えています。
この日クリニックは空いていて、
私の他に二人の方が他の椅子に座っていましたが、
私の周りはガラガラでした。
持ち込んだiPadで付き添いに来てくれた主人と
見られていなかったドラマを連続で見ました。
おかげでだいぶ気が紛れました。
長い時間なのでお腹もすくので、
果物やクラッカーやおにぎりなどももっていって正解でした。
飲み物は、常温を含め冷たいものが全く飲めなくなってしまったので、
サーモスのコーヒーカップにお茶を持って行きました。
副作用は、前回と同じ
- 吐き気: 今回は吐き気留めの薬２種類を交互に４時間おきに飲んだので、嘔吐には至らず
- 味覚障害: 何かを食べると口の中に膜が張ったみたいな感じで、何を食べても美味しく感じられません。なので食べられるものを探すのが大変です。体重は減る一方で焦るものの食べられるものが限られてくると辛いです。
- 手足症候: 痺れと冷たいものを触ったり食べたり飲んだりすると、針かカミソリを飲み込んでいる感覚
- 顎の痛み: 何か食べようと食べ物を口に入れると一口目だけに、なんとも表しがたい痛み。そのまま食べ続ける場合には二口め以降には起こらない
- 喉の違和感: 何かがつかえているような、喉が腫れているような感じ
- 倦怠感: とにかく何をしてもすぐに疲れる。
- 脱毛: そこまで酷くはないであろうと言われていた脱毛も、シャワーのたびにかなり痛々しい量が抜けます。元々髪が多いので、あまり気づかれません。
- 頭痛: 頭痛は前回も抗がん剤投与後1週間くらいしてから、偏頭痛ではない頭痛が2日ほど。前回は抗がん剤とは関係ないのかなと思っていたけど、今回も同じく投与後1週間でまた同じ痛みなので次回先生に相談。タイレノールやイブプロフェンは飲まないように言われているので、薬を飲まなかったけれどかなり生活に支障が出るレベルの頭痛でした。
- 胸焼け: 逆流性食道炎があるので、毎日薬を飲んでいますが、それでも胸焼けが起こります。
2回目の抗がん剤のあとは、
水曜日に点滴をして、金曜日ポンプを外すまではもちろん、
週末はほぼ寝たきりで使い物になりませんでした。。
月曜日からはお弁当を作って朝娘を学校に送ったり、
迎えに行ったりしましたが、それだけのために生きている感じ。
それ以外の時間はベッドで休んでいました。
眠れるのでそれは救いです。
よくこんなに寝れるな。
と言うくらい昼も夜も寝てしまいました。
あと困ったのは、体力が落ちて、シャワーを浴びるのに一苦労です。
湯船に入ってしまうと倒れるので、シャワーで済ませるようにしましたが、
それでも髪を洗って出る頃にはフラフラで、
なんとかオストミーのバッグを取り替えて
とりあえずバスローブのまま一回横にならずには髪を乾かしたり、
次のことができませんでした。
次女がクリスマスのために帰ってきたのですが、
やはり空港への迎えには行かれず。
クリスマスイブ前日には頑張って買い物に行ったりしましたが、
今年はクリスマスプレゼントはほとんどオンラインで調達しました。
クリスマス明けの週末でやっと、普通に動けるようになったので、
家から片道３時間ほどの
Pigeon Forge(テネシー州のスモーキーマウンテン国立公園があるところです)
というところへ日帰りドライブに出かけてみました。
素敵なところだったので、元気になったらまたゆっくり、
キャビンでもとって泊まりたいと思いました。
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