闘病

抗がん剤終了後1ヶ月目の診察

今日は抗がん剤が終了してから初めてのアポイントメントでした。

先日血液検査をしてあったので、その結果についてと

その後の経過を見るための診察でした。

外出制限の中なので、今回は希望者はテレヘルスに切り替えることができたので、

オンラインでの診察になりました。

  

仕事に戻ってなんとかできていること、

疲れやすいことはありますが、前よりはだいぶ良いこと、

今まだ残っている副作用についてなどを先生に報告しました。

今ある副作用は、手足の痺れ、味覚障害が主ですが、

これについては、治るのにまだ時間がかかるので、

3ヶ月から6ヶ月は副作用と付き合っていくつもりで様子を見てくださいとのことでした。

でも日常生活が送れないほどひどい状況ではないので、

治療前に覚悟していたよりはひどくないのでありがたいです。

ALPの数値が343とさらに上がり、他は下がってはいるものの

まだ正常値ではなく、この点についても聞いてみました。

  

これについても現時点では抗がん剤の影響と見ているので、

あと1ヶ月様子を見て、1ヶ月後に下がっていなかったら

肝臓の専門医に紹介状を書きますが、

数値が下がるまでには通常時間がかかるので、

現時点では心配しないでくださいとのことでした。

  

これに加えて、CEAも上がっていて、

これは人によっては参考にならない数値だから気にしないで良い

と先生に以前から言われていたのですが、

病気発覚の際が1.7で、手術後が1.2、その後抗がん剤を始めて

12月に2.3に上がり、この時肝酵素も上がり始めたのですが、

今回のCEAは3.0でした。

正常値の範囲が ”0から3.0まで” と私の病院の結果には書いてありますが、

(正常値の範囲は若干検査機関によって違うそうです)

がんがわかった時も、正常値の範囲内の1.7だったので、

それより数値が高いとなると

詳しいことはわかりませんが、なんとなく不安です。

何しろ腫瘍マーカーという名称の項目ですから、

数値が上がればそれは心配なわけで。。

そのことも先生に伝えたのですが、

  

前回同様、あなたの場合はCEAは参考にならないから気にしなくていい。

正常値の範囲だし、人によっては、CEAは全く参考にならない数値だから、

あなたの場合もそうだから、心配しないように。

と言われました。

  

前回抗がん剤を始めた時に数値が上がった時にも

先生に聞いたところ、心配になるのであればもうCEAは毎月調べない、

とCEAを検査リストから外されてしまったので

あまり聞きすぎないようにしようと思うのですが、

私的には割と繊細な体だと思うので(笑)少しの数値の上げ下げも

何かに関係しているはず。。と勝手に思い込んでいます。

これがまさに先生が心配していることで、

数値でいちいち心配していると精神的によくない、

ということなんだと思いますが。。なかなかバランスが難しいです。

  

ポートを使わなくなったので、定期的にフラッシュ(生理食塩水とヘパリンをポートから注射して血栓ができるのを防ぐ)しなければならないので、

次回の1ヶ月後の診察はテレヘルスではなくクリニックに来てください、

ということと、

「経過は良好」ということで終了しました。

  

体調は日ごとに良くなっていると思いますが、運動不足が続いたので、

筋力も落ちてちょっとヨガをしただけでも

全身筋肉痛でとんでもないことになってしまいます。

少しずつ、回復を目指したいと思います。

  

治療が終了した時には、あれがしたい、これをしよう、など

思い描いていたことがあったのですが、

今新型コロナウィルスの大変な状況になって、

今思えば、がんになったことよりも、この正体のよくわかっていない

新型コロナウィルスの方がずっと怖いものだという気がしています。

感染者の方が1日も早く回復しますように、

この状況の中、必要な業種で勤務されている方々が安全に過ごせますように、

私のできることは最低限以外の外出をしないこと、これを守って、

1日も早く今までの生活に戻れるようお祈りしています。

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