手術後1年の経過
テネシー州はだいぶ気温が下がって9月末には最低気温が3度になったりしました。
先週はハリケーンの影響か、また暖かい空気が入ってきて、
昨日今日は昼間暑いくらいで、先日撒いた野菜の芽がすくすく育っています。
昼間は暖かくなるのですが、夜は日によってかなり冷え込んできています。
これからハロウィンにかけてまた気温がどんどん下がっていくと思います。
コロナ、アメリカでは様々なところにまた影響が広がっていますが、
先日娘の学校でも、コロナが陽性だったと言うことで
通常登校からリモートに切り替えた学生が同じクラスにいたそうです。
うちの娘はもともとリモートで家から授業を受けているのですが、
学校内でも地域でもこれ以上広まらないことを祈るばかりです。
娘の学校は2000人ほどの学生がいるのですが、
現在800人程度の学生がリモートを選んでいるようです。
そんなわけで先の見えない自粛生活がいまだ続いていて、
外出はほとんどしていないので季節の感覚がおかしいのですが、
朝晩の気温がひんやり下がった時に庭に出ると季節感が蘇り、
去年の今頃は、ちょうど手術前に風邪をひき、
9月末に予定していた最初の手術を延期して10月14日になったことを思い出しました。
無事に1年目を迎えることができて有り難いです。
助けてもらった家族や先生方には感謝しかありません。
術後一年目の大腸内視鏡検査と、ポート抜去は11月3日に決まりました。
私の病院はどちらも全身麻酔で行います。
通常はカメラとポート抜去を一緒にすることはないそうなのですが、
どうせ麻酔をかけるのだから私の場合、肝臓の数値が問題になっているので、
一緒にできたほうが体に負担が少ないと、
外科の先生が一緒にできるように手配してくれました。
肝臓の数値がやっと落ち着いたので、負担が少ないのはありがたいです。
もちろん費用の面でも、別々に2回全身麻酔をするよりも1回で良いとなると
これもまたありがたいです。
でも、せっかくポートが取れますが、取った一ヶ月後にMRIがあるので
そこで何かまた見つかってまたポートを入れる、なんてことにならないか
少し不安もあります。
このところ、不安が不意に襲いかかってくることがあります。
今まで治療中はできるだけ前向きに気持ちを保ってきましたが、
更年期の症状が出てきているのか、時々とてもネガティブ志向になります。
いずれにしても、再発と転移の不安はつきまとうのでしょうから、
うまく付き合っていくしかないですね・・
先日、腰と股関節の痛みのためのフィジカルセラピーの診察がありました。
前回言われた通りの背筋を鍛えるリハビリのトレーニングを
家で一日6回していましたが、
驚くことに、腰の痛みはほぼなくなりました。
あんなに痛かったのが嘘のようです。
がんになっても、適度な運動は大事だと思うのですが、
私は全くそのような気になれませんでしたので、庭仕事以外はベッドで休んだり、
椅子に座ったりして休むことが多かったので
体力も筋力も落ちてしまい、そのために腰痛が発生していたようです。
もともと腰痛は病気になる前からあったのですが、
私の祖父が多発性骨髄腫だったのですが、診断を受ける前、
「腰が痛い、腰が痛い」と言っていたのを思い出し、
こんなに急に腰が悪化するのは、
転移!?
放射線の後遺症?!
老化?!
など不安だったのですが、状況が状況だけに全て最悪の事態を想定してしまう
負の状態に陥っていたんだと今になったら落ち着いて考えることもできますが
まだ完全に抜け切ってはいないようです。
単に動かなかったために筋力が衰えていただけなのですが、いろいろ余計な心配をしていました。
でも、股関節の方は言われた通りのスクワットを続けても良くならなかったので
今度は別のトレーニングをすることになりました。
足を外側に回すと激痛が走るのですが、
普通に歩く分には問題がなく、車から降りる時や、ベットから降りる時など、
真っ直ぐではない力がかかる時に痛みがあります。
これから普通の生活に戻していくにあたって、もっと走ったり、
テニスをしたりしたいので、そこまで回復することが目標なのですが、
新しいトレーニングは股関節をわざと痛い方に回しストレッチをしていくという方法で、
毎回痛いのですが少しずつ回せる角度が大きくなっているので、
しばらくしたら治ってくれるといいと思います。
がんになってから、ちょっとしたことで不要な心配をするようになってしまい
ちょっとどこか痛いと「あれ??転移?!」などと思ってしまいます。
この思考を何とかしたいです。前向きに。
現在の体調
- 体力はだいぶ戻ってきました。重いものを持ってもお腹も痛くなく、大抵のことは問題なくできます。
- 左股関節の痛み
- 手足の痺れがひどくなっている気がします 抗がん剤は3月下旬には終わっているので、もう半年経ちますが、よくなる気配はありません。ただ、指を動かす練習を心がけて、タイピングなどは病気の前の早さに近く戻ってきました。
- お手洗いは引き続きクラスタリングで何回かかかります。野菜特に食物繊維の多いもの(私の場合は水溶性食物繊維がてきめんに効いてしまいます)は外出、大事な会議などの前夜くらいから控えないと制御不能になるので気をつけています
- 単に老化現象の可能性もありますが、視力が低下している気がします。フォーカスするのに時間がかかります
髪の毛はだいぶ伸びてきましたが、伸びてきたものが新しく10cmくらい、
それから頑張って残ってくれた髪は一度おかっぱに切って、現在伸びて40cmくらいあるのですが、
ものすごく抜けて量が減ったので、ポニーテールにしても小指の太さくらいで
もともと髪の量がとても多いので不思議な感じです。
今後の予定
2020/11 ポート抜去と術後一年の大腸内視鏡
2020/11 腫瘍科フォローアップ
2020/11 消化器科フォローアップ(肝臓、すい臓、胆管)
2020/12 外科フォローアップ
2020/12 MRI
2020/12 遺伝子クリニック診察
病院のポイントカードがあればポイントたくさんたまるのになぁ