内視鏡のプレップで副作用・・
前回書きましたが、実は今回の大腸内視鏡のための下剤で
嘔吐を繰り返すことになってしまい、下剤がなかなか体に入らず、
前日の午後プレップを始めてから当日の朝ギリギリまで
戻さないように少しずつ下剤を飲み続けました。
がんが判明した時の入院中にした
初めての内視鏡でモビプレップを使った時は問題なかったのですが
実はがんを取る手術の前のプレップも苦労しまして、
その時は、一本120mくらいのクエン酸マグネシウムの下剤を
確か2本飲むというプレップだったのですが
その時は手術前の抗生剤も何錠か飲まなければいけなかったので
それにアレルギーだったのかなと思っていましたが
その時は下剤を飲み始めたのが前日の午後で、
それから手術当日の朝方まで吐き気と嘔吐、寒気で動けなくなって
このまま手術をしたら死んでしまうんじゃないかと思うほど
具合が悪くなりました。
でも、すでに風邪で手術を一度延期していたので、
これ以上延ばすことはできないと思って
とにかく朝シャワーを浴びてなんとか髪を乾かして
そのまま病院に連れて行ってもらったのでした。。
本当に家を出る直前までバケツを抱えてゲーゲー吐くことになってしまい
かろうじてシャワーを浴びでげっそりした顔で到着した写真がありました笑
手術当日はメイクも整髪剤も保湿剤なども使えないので
支度はすぐに終わって良かったのですが、
今日改めて写真を見てすごい状態だったのがわかりました。笑
病院についてすぐ手術前に万一の妊娠判定のための尿検査をするのですが
その時に生まれて初めて真っ赤の血尿が出て、
驚いて、先生に、これじゃあ手術はできませんね?
と聞いたのですが、「それはよくあるので大丈夫です」
とそのまま手術となりました・・
という経緯があったのですが、今回のプレップは
一番最初のモビプレップと同じ成分で、
さらに味がないミララックスという粉末を処方されたので、
自分の好きな飲み物に混ぜて2リットルにして飲むことができるので、
苦手な味の問題もなく今回は楽になるかなと思っていました。
プレップ当日はミララックスを始める2時間前に、
成分は違いますがが日本のコーラックのようなサイズの
小粒の下剤を4錠も飲むことになっていて
たくさんの液体の下剤を飲むよりも楽そうだったので、
今回は今までになく楽になるだろうと勝手に油断しておりました。
しかし、4錠の下剤を飲んで1時間後から急激に吐き気が襲ってきて
その1時間後にミララックスを一口飲んだらもう
魔のループが始まりました。飲むたびに全部戻すという最悪のパターンに陥り、
これでは下剤が全く体に入っていかないので、先生に電話をしました。
先生は手術中だったので電話口には出られず、
伝言で看護師さんから回答をもらい
吐き気止めが家にあればそれを飲み、
ミララックスをゆっくりでもいいので飲めるだけ飲んで
(飲み方の指示には1カップをできるだけ一気に飲む、ということだったのですが
一気に飲むと全部戻してしまったので)
朝出るものがクリアになっていなかった場合はキャンセルしないといけないので
電話してください、ということでした。
抗がん剤の時に使っていた吐き気止めがたくさんあったので助かりました。
これを飲んだら、吐き気はすぐに収まり、
看護師さんの指示通り、もらっていた指示とは違う飲み方で
ゆっくり少しずつ飲んで行ったところ、なんとか戻さずに2リットル終えることができました。
時間はかかりましたが。。
本当にこの吐き気は完全に予想外だったのですが、
数日前から食事を消化の良いものに切り替えていたので
それがよかったのか、
ミララックスはすべてお腹に入らなかったのですが、
なんとか排出物は朝出る前に透明になりました。
今回の下剤のためには、
アメリカアマゾンでアクエリアスの粉末を見つけたので
この日のために購入し、そしてアールグレイアイスティを作り
この二種類をメインにしようと決めて準備を整えていました。
やはり味に関してはあのトイレの芳香剤のような
あまじょっぱいレモンライム味より飲みやすく、
というより、本当に下剤自体は無味無臭で、
すこーし液体にとろみがつくかなというくらいだったので
飲みやすかったです。(全部戻してしまいましたが・・)
実は前もって処方されていたのは、前回のモビプレップと同じ
味付きの粉末を渡されていたのですが、
これがなんと1ガロンのもので約4リットルにして飲むもので
主人がカメラをした時にも同じものを使っていましたが、
体が大きいわけではないし、4リットルなんて飲めるわけがないので
先生に相談したところ、下剤4錠を飲んでからの、
2リットルのミララックスに変更してくれたのでした。
しかし嘔吐というのはすごく体力を使うもので、
疲れ果てました。
私は5歳の時に一度具合が悪くて吐いてしまった時に、
ものすごーく辛かったので、もう涙は出るし喉も痛くなるし、
もう2度と吐くまい、と思って
その後の人生つわりが起こるまでの20年くらい一度も吐くことなく過ごしてきまして、
吐くことはすごく苦手だったのですが
だいぶ慣れてしまいました。。
何はともあれ、内視鏡の結果は手術の跡もストーマ閉鎖部分もきれいに治っているし
とてもきれいだったということなので、1年目のカメラクリア!ということで
ありがたく思います。
またげっそりしたので食欲の秋食べ放題で頑張ります。