闘病

平和に過ごしたクリスマスでしたが

  

クリスマスが終わり、新しい年へ数日となりまして

大掃除を始めていますが、なかなかいろいろな出来事が起こり

捗らずにいます・・

我が家ではいつものことなので想定内ではあるのですが

  

今年はがんも良くなり、COVIDで親戚一同集まることはできないクリスマスでしたが

家族で平和に過ごしました。

いつもならばクリスマスのご馳走は25日の夜にいただきますが

今年はイブの夜にローストビーフを作り4人でいただきました。

感謝祭とクリスマスの料理はうちではほとんど主人がします。

今年は手術後でしたが、どうしてもやると言って

料理してくれました。

私は大抵、クランベリーソースを作りパンを焼き、

デザートを作る係でして、大変楽をしています。

  

今年のお肉はコストコでリブアイの塊を買いまして

赤身肉は控えめにしてる中、クリスマスは特別、ということで

大変美味しくいただきました。

家族で楽しく過ごしまして、私はいつも通り仕事が休めずありましたので

夜は仕事をし、朝みんなが起きてからクリスマスツリーの下のプレゼントを開けて

これは今年は待ちきれない次女が前夜に7時集合と決めていたので

朝7時から行われました

なんだかんだ1時間以上かかって開封と片付けが終わり、

朝食を食べながら何気なくニュースを見ていたのですが

なんとナッシュビルで朝6時半ごろ大規模爆発があったというニュースが入り

周辺一帯は立入・外出禁止、上空飛行禁止、などそれから主人の職場経由で

安否確認の連絡も入りました。

クリスマス早々大変なことになったと思っていると

携帯電話、インターネットが使えなくなりました。

我が家は全員が携帯電話を持っていますので、固定電話は引いていないのですが

固定電話、ケーブルテレビも使えなくなっていて、

我が家はテレビもApple TVなので、インターネットが切れてしまうとどうにもならず、

緊急用のアンテナを使ってニュースを見てみたところ、

AT&Tという電話会社があるのですが、ここの建物が爆破されて

AT&Tのサービスが使えなくなっている、ということでした。

かなり広域で障害が起き、テネシー以外の週でも使えないところがあったそうです。

それから911、警察への回線も使えなくなっていたようです。

電気が止まったわけではないので、そこまで不便ということではなかったのですが

私はこの夜も仕事の予定で、ネットがないと仕事ができない上、

携帯も使えず連絡もつかず、見通しが立たずに困りました。

  

幸い、爆発での被害者は怪我をされた方が数人だったらしいですが

おそらく犯人の体の組織と思われるものが現場で発見されたらしいのですが

それ以外は亡くなった方はいらっしゃらなかったということは不幸中の幸いだったと思います。

  

自爆テロということで、建物の前に止まったキャンピングカーが爆発したということなのですが

爆発の15分前に周辺一帯避難を促すアナウンスを流していたそうです。

一体どういう動機詳細は引き続き捜査中ということですが、

クリスマスの朝に、コロナで大変な町で爆破事件が起こるとは

本当にびっくりしました。

  

日本語のニュースがありました

犯人は5G陰謀論者?というようなことが言われています。

ということはやはりAT&Tが狙われた可能性が高いということになると思いますが、確かに状況的にITスペシャリストの犯人が通信大手の施設を狙ったということでそういうことなのかもしれません。

計画的で犯行の1ヶ月前とその前に自己所有の固定資産を他の女性に無償またはただ同然で所有権を移転しているようでそこも捜査中のようです。

  

  

回線接続は1日半立ってやっと戻りましたが、

まだ完全に復旧していないそうです。

我が家でも、私の携帯電話は一番早く戻りましたが

主人の携帯と職場から配布されている携帯はなかなか電波が戻りませんでした。

私は仕事を一日休むことになってしまい

仕方のない状況であるとはいえ、連絡ができないこともストレスになったり。

  

娘のオンラインのバイオリンのレッスンも入っていたのですが、

これも先生に連絡することもできずにお休みしなければならないことになり

ご迷惑をおかけしてしまいました。

  

天候などで停電やネットが繋がらないことはたまにあるのですが

今回使えない時間が少し長く、日本の家族ともアメリカの家族とも連絡がつかず

こういうことを想定して何か考えておかなければいけないなと考えさせられました。

  

二日後にまた、ナッシュビル郊外の街で、

同じ避難してくださいのアナウンスを流したワンボックスカーがあったということで

警察が捜査をしたらしいのですが

中は誰も乗っておらず、また爆発物のようなものもなかったということでしたが

最初の爆発と関係があるのか模倣犯なのかわかりませんが

これもまた私の最初の抗がん剤を受けていたクリニックの近くでしたので

怖いなと思いました。

   

そんなこんなで、クリスマスからあっという間に

今年あと残すところ3日となってしまいました。

コロナや暴動など2020年は大変な年でしたが、

大腸がんサバイバーとしては喜ばしいニュースも入ってきました。

トランプ大統領は退任間近ですが、

直腸結腸スクリーニング法の抜け穴(メディケアで補償されない抜け穴)

これを撤廃する法案に署名されたということで

今まで定期検診の大腸カメラでポリープが見つかった際に

その検診中に医師がポリープを取り除いた場合、メディケアで補償されず

自己負担になるという抜け穴を修正するための法案で

段階的に自己負担費用を廃止し、2030年までに完全に廃止するというものだそうです。

メディケアでカバーされるのは高齢者ですので、

定期検診でポリープが見つかることは珍しいことではないはずですし、

アメリカは医療費がとても高いので、こういった抜け穴が修正されるのは

(最初からなければ一番ですが)

とてもいいことだと思います。

この修正を訴えて活動されてきた団体は偉業を成し遂げ素晴らしいです。

  

何か人のためになる活動ができたらいいなと思う今日この頃です。

  

  

いろんなことを見直して、安心して暮らせる世界になってくれるといいです。

  

  

  

  

  

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